ミョウバンは臭いサンダルにも効果あり?その方法と臭いの原因を解説します

サンダルの画像

サンダルが活躍するのは夏だけではありません。

仕事中などで1日中履きっぱなしって人も多いと思われます。

そんな人の悩みと言えば『サンダルが臭い!』

気がついたら臭くなっていて、それ以降は日に日に臭いが気になってしまいますよね。

そこで本記事では、

ミョウバンを使ったサンダルの臭い対策を解説します。

 

 

ミョウバンはサンダルの臭いに効果がある!

ミョウバンは、硫酸アルミニウムカリウムが正式名称です。

古代よりデオドラント剤として愛用されてきました。

漬物に入れたり、ウニを保存したりと、食品添加物としての役割も持っています。

そして、そのミョウバンを乾燥させたものが「焼きミョウバン」と言われ、本記事では、「焼きミョウバン」を使った臭い対策を紹介します。

 

 

ミョウバンの脱臭効果

サンダルの臭いの元となるのが、アルカリ性の性質を持ったアンモニアのような臭いです。

対してミョウバンは酸性のため、アルカリ性を中和して菌の繁殖を防いでくれます。

よって、臭いの元を退治する事で、脱臭効果が発揮されます。

 

 

ミョウバンで効果がない場合

サンダルを使い込んでいくと毎日の汗が雑菌に混ざり、キツイ臭いを放つようになります。

そうなるとサンダルは、臭いの原因である「イソ吉草酸」に占拠されてしまいます。

ミョウバンが酸性で、イソ吉草酸も酸性なため、この場合には効果が現れません。

よって、余りにも臭いが強くなるとミョウバンでは太刀打ちできないという事になります。

そんな時は、重曹を使ってイソ吉草酸を退治した後に、ミョウバンを使うと効果的です。

 

 

 

 

ミョウバンの使い方

ミョウバンは粉状になっていますが、サンダルにそのままかけたりはしません。

使う時は水に溶いて「ミョウバン水」として使います。

◎ 用意するもの

・ミョウバン
・水
・空のペットボトル
・霧吹き等

たったこれだけです。

ここでポイントは、空のペットボトルにミョウバン水の原液を作り、使う際には霧吹きに入れて10~30倍に薄めて使います。

原液の濃度は、水500mlなら、ミョウバンは50g程度です。

原液を作るのが面倒だと感じたなら、初めから希釈されたミョウバン水を作って下さい。

10倍:水500ml、ミョウバン5g

30倍:水500ml、ミョウバン1.6g

使う量によって作る量を調節して下さい。

 

 

 

ミョウバンをサンダルの臭いに使うメリットとは?

何といっても価格です。

100gが1,000円もしませんから、1度購入すれば数年間はもつかもしれません。

また、比較的手に入れやすい特典もメリットです。

スーパーやホームセンター、100均mドラッグストアなどで幅広く取り扱われています。

 

 

ミョウバンをサンダルの臭いに使うデメリットとは?

先ほど解説したように、サンダルの臭いの原因が酸性だった場合は、効果が期待できません。

その際は、新たに違う方法を試す必要が出ます。

また、ミョウバン水は基本的には『水』です。

よって、当然ですが吹きかけたところはしばらく濡れています。

市販の臭い専用スプレーのように速乾性はありません。

 

 

サンダルの臭い対策!

原因は悪玉菌が増える事によります。

皮膚常在菌のバランスが崩れ、そこに汗と角質が養分となって臭いを発生させます。

よって、

・悪玉菌を殺菌
・汗をかきにくくする
・角質をケアする
・防臭する

この4つがポイントとなります。

 

 

 

確実にサンダルの臭いをなくしたいなら!

臭いがきつい場合には、ミョウバンと重曹の両方を使えば大丈夫でしょう。

ですが、なかなか両方を使うのは面倒ですよね。

そんな時は、1度サンダルを冷凍してみると効果的です。

『?』と思う方も多いかもしれませんが、サンダルに繁殖した雑菌を殺菌するのに非常に効果があるんですよ!

ビニール袋にでも入れて、自宅の励行この冷凍室に一晩放置。

これだけで劇的に臭いがなくなります。

騙されたと思って試してみて下さい。